なかなか一歩を踏み出せないときの処方箋①

何をやったらゴールに近づけるかわからない、何をやればいいのだろう、中身が見えないで不安で一歩踏み出せないでいる。
そういう事はありませんか?
そういうときの対処手法の一つが「チャンクダウン」です。
ビジネスの世界では”ブレークダウン”という呼び方が多いですね。

チャンク=情報の塊で、それを要素に分解していきます。
そうすることで、大きい塊のままで考えていたのでどこから手を付ければいいのか見えないとか見えないことが多すぎて不安で立ち止まってしまっていると言ったことを解消できるようになります。

このときの書き方、そのフォーマットはいくつかあります。以下に例を挙げます。

  • マンダラチャート
  • ツリー図
  • マインドマップ
  • 特性要因図
  • KJ法(親和図法)

また、実際に書くときのコツはいくつかありますが、

  • 各項目は文章(動詞を使った文)ではなく、名詞にする。
    →文章にすると”何をやるか”に視野が狭まってしまい、必要な要素を見落としやすいし、いつの間にか有効ではないtodoリストを作るだけで終わってしまう。
  • 一人ではなく、複数人でブレスト的に、まずは批判や評価を入れずに書くことで新たな気づきが起こりやすくする。

私達コーチは、クライアントが進み続けるために多くのツールを持ち、不断に磨いています。
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部下の報告を聴くときの処方箋②

前回の「アフターアクションレビュー」で狙っている効果を説明します。

アフターアクションレビューは、部下が取り組む中で得た成長の種や果実を部下自身が探し出し、明確化することを促すことで、部下自身が活かせるようにする+上司として把握できるようにするために行います。
通常行われるような形だけの報告では 中身もまさに形だけ/表面を舐めるだけで、部下・上司ともにせっかく得ることができる経験や成長をスルーしてしまうことが多いのですが、それを防ぐことができます。

  • 試したことは?
  • チャレンジしたことは?
  • 気づいたことは?
  • 明確になったことは?
  • 学んだことは?
  • 得られたことは?

以上の質問で、創意工夫したこと、試してみたこと、自分の殻を破ろうとしてみたこと、その結果として得た気付きやひらめき、知見、経験を部下自身が明確化します。
質問を受け答えることで部下が自身が答えをひねり出すので、自分が出した答えには納得性が高くなり、とても受け入れやすくなります。
+「それはなぜ?」「あなたにとってどういう意味があるの?」「次にどう活かす?」を適宜挟む。
→ 更に自身で引き出した答えに対して、その意味付けを深堀りさせてより深い気付きや活用を促します。
ここで気づいた方もいるかと思いますが、これらの質問は部下の広告の言葉を一切含んでいないので、制限やバイアスのかからない、より純粋で高敵な思考を促すことができます。

ぜひ、使ってみてください。
印刷しておいて、それを読んで質問するだけでも効果があります。
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部下に報告を聴くときの処方箋①

あなたもいろいろなセオリーを持っていると思いますが、私からも一つ提案します。
「アフターアクションレビュー」という一連の質問です。

  • 試したことは?
  • チャレンジしたことは?
  • 気づいたことは?
  • 明確になったことは?
  • 学んだことは?
  • 得られたことは?

+「それはなぜ?」「あなたにとってどういう意味があるの?」「次にどう活かす?」を適宜挟むとより効果的です。
ぜひ、使ってみてください。
印刷しておいて、それを読んで質問するだけでも効果があります。
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言えば伝わると思っていませんか?

私の家内の口癖です。
「私はちゃんと言った」「そんな事は言っていない」
どうも口から出た言葉が自分の意図した意味で相手に伝わっていると思い込んでいるようです。

さて、あなたは人が対話する、話し手が聞き手に対して与えている影響は言語、聴覚、視覚でそれぞれ何割だと思いますか?

答えは、メラビアンの法則と言って

  • 視覚:55%
  • 聴覚:38%
  • 言語情報:7.0%

だそうです。
大半が視覚情報、つまり話し手の表情/目の動きや姿勢、仕草から影響されているわけです。
次が聴覚情報、声のトーンやペースですね。
言語情報はたったの7%
昔、竹中直人さんが笑いながら怒る人という芸をされていましたが、怒りが伝わってきませんよね。
これを知らないでコミュニケートすると、相手に違った意図で伝わるということになります。
これを回避するためには、いくつかの手があります。
例えば、

  • 自分の声を録画して見直し、修正する。
  • 他者にお願いして、どのように伝わるのかフィードバックをもらい修正する。
  • 対話相手にどのように伝わっているか?確認する。

ボイストレーニングするのも良いと思います。
更に付け加えると、人は話した瞬間に自分の話した言葉を自分の都合の良い言葉に変換して覚えてしまうという特性があります。
なので、重要なことは必ずどのように伝わっているか確認するようにしましょう。
対話後の相手の行動の変化をチェックすることも忘れずに。
コミュニケーションの良し悪しは、その後の相手の行動で決まるのですから。

私達コーチは、コミュニケーションの専門家です。
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あなたはどこまできけていますか?

あなたは部下や仲間と対話する時、どこまできくことができていますか?
きくなんていつもやっていると思われると思いますが、「傾聴を舐めないで」ください。

質問を変えます。

きくというのには、何段階あると思いますか?
きくという言葉を上げてみてください。

さていくつ出てきましたか?

答えは・・・

  1. 聞く:自然と耳に入っているものをきく。
  2. 聴く:話している(話さんとしている)内容を聞き取る。
  3. 利く:話してはいないことを聞き取る。
  4. 効く:本人も気がついていないことを聞き取る。

の4種類、4段階です。
1→4の順で深くなっていきます。

3,4は難しいと思われるかもしれませんが、自然にある程度できていることでもあります。

3,は、何か奥歯に物が挟まっているようと感じる時で話し手が本心ではないことを話しているときです。
4.は、相手が一生懸命本心から話しているつもりでいるようなのに、言葉を声や振る舞い、表情に違和感を感じる時で、話し手の思考の表層には出ていないけれど、心の奥底に違う考えが潜んでいるときです。

こういった情報を見落とすと、本当のコミュニケーションができずに伝わったはず聞いたはずのことと事実が乖離して、何処かで破綻したりする原因になります。

きくというのはコミュニケーションの第一歩です。そして日常で磨けるスキルでもあります。

どんどん練習して、きく力を磨きましょう。

私達コーチは、キク力+相手に話させる力=「アクティブリスニング」力を磨いています
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ハングリーですか? 愚かですか?

有名な、スティーブ・ジョブズの演説の一説です。

私達は、いつの間にか色々と理由をつけて楽に流れます。
しかし、その場で立ち止まっていていいのですか?

また、すべてを知っているかのような気持ちになり賢しげに振る舞います。
色々なことを無駄だと切り捨て、効率的という錦の御旗を掲げます。
でも、それで新しい扉が開けますか?

私達コーチは、あなたが常に立ち止まらずに進み続け、愚直なまでに真摯に取り組むことを支援します。

私とともにハングリーで愚かな人生を歩んでみませんか?

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なんだか停滞している、そんな時

止まりきっていなければOKです。

大丈夫、少しでも進んでいればゴールに必ず辿り着きます。

夢やゴールを達成した人に共通する一つのこと、それは何だと思いますか?

それは、
「諦めずにゴールに辿り着くまで進み続けたこと」
です。

進み続ければいろいろな障害や想定外のことが起きます。それは高い夢やゴールを目指せば目指すほど、いっぱい起きます。だって、自分がこれまで軽々んしたことがない領域に踏み込んでいくのだから、当たり前ですよね。

でも、そういう壁にあたった時でも、ほんの少しずつでいいので進み続けましょう。
そうすれば、ほんの少しずつでもゴールに近づきます!

私達コーチは、あなたかゴールに向かって進み続けるよう全力でサポートします
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お客様に聞いてますか?

会社勤めが長かったので、その中でこの話題で失敗をし、また失敗を見てきました。

一番多いのが「どういう物が欲しいですか?」と聞いてしまうという間違い。
お客様は評論家であって、企画者や発明家ではないのですが、お客様視点でとか言うと素直に聞いてしまう失敗ですね。

お客様は発想できないので、こちらから不の付く言葉を発送しやすくする呼び水を提示して、今持っている不便や不具合、不足などを聞き出すことが最低限必要です。

その次は、その潜在ニーズをもとに商品を開発するのですが、そこでも
「自分が効果を実感できない」のにSeeds視点とかで開発する間違い。
自分が効果を実感できていないということは、こういうのがいいんだろうという押し付けになりますし
本来お客様が得るべき恩恵が蔑ろになって、いわゆる「機能、性能はいいけどそれで何?」というお客様が積極的に選ばない商品やサービスになりがちです。

次に現物を見せて評価をもらうときに、「こういう物が必要ですか?」と聞いてしまう間違い。
ちょっと見はこちらから提案しているように見えますが、”必要”という言葉でお客様の発想を縛ってしまっています。
お客様がひと目見てとかちょっと使ってみて、これはこういう恩恵があるって自由に感じてもらうのが一番です。
そうすることで、本心から必要としてもらえるものになったかが伺えます。

他にも色々とありますが、ここではこのあたりにとどめておきたいと思います。

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