なぜコーチングなのか①:コンサルティングとの比較

コーチングとコンサルティングを比べると

コーチ

  • 主な役割:「質問力」や「フィードバック」などを通じてクライアント自身の答えを引き出し、自己洞察・発見を促進する
  • 強み:クライアントは自分のビジョンや方向性に対する深い洞察を得られ、外部からの指示ではなく、内側から導かれたビジョンに基づいて行動するための強いモチベーションを持つことができる。これが長期的な成長や変化に繋がる。
    なぜなら、高いポテンシャルを発揮するには、そのビジョンや方向性などが自分の価値観にあっている必要があるからです


コンサルタント

  • 主な役割:特定の課題に対して専門的な解決策を提供し、「答え」を与え
  • 強み:ビジネス戦略や市場分析に強みがあり、実務的なアドバイスを提供する
  • 弱み:クライアント自身がどのようにビジョンを形成し、自発的に決定するかという内面の成長には直接関わらない

といった違いがあります

ざっとまとめると、コーチは「内なる答え・可能性・チカラを引き出すパートナー」、コンサルタントは「解決策を提供する専門家」です

とは言え、ともに高いゴールに向かって進み続けるための活動です
コンサルタントはゴール達成をコミットしますが
コーチはゴール達成はコミットしません
なぜなら、ゴール達成には我々がコントロールできない要因が多く絡むからです
ちょっと極端な例でいうと、ゴールをオリンピックの金メダル獲得としたときに、それを100%コミットできるかと言えば、不可能ということはおわかりになるでしょう

では、コーチは何をコミットするかというと
「ゴールを達成できるチカラを得ること」であり
「そこまで進んできた間に蓄えたスキルや経験、人脈など多くの財産」つまりは無形の資産です

なので、私は長い目で見てコンサルティングよりコーチングを選ぶことをお勧めします
(逆に、短期的に目標を達成したいのであればコンサルティングが有効でしょう)

私達コーチは、クライアントが進み続けるための多くのツールを持ち、不断に磨いています。
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定年後の不安を飛び越えて

私は60歳で役職定年を迎えました。実はその数年前、ようやくうつを乗り越えたばかりで、まだその影響が残り、どんなに頑張っても成果が出ず、心が折れそうな日々を過ごしていました。

そんな時、会社からキャリアを考えるセミナーに参加するよう提案され、停滞していた私はすがる思いで参加しました。自己分析をしてみたものの、「これからどうしたいのか?」と自分に問いかけても、全く答えが浮かんできません。定年後も何かに挑戦したいというぼんやりとした気持ちはあったものの、それが何なのかすらわからない。迷いと不安で頭がいっぱいでした。

そんな中、コンサルタントの先生から「福田さん、コーチに向いているんじゃない?」と声をかけられました。当時の私はコーチングについて何も知らなかったのですが、その言葉がきっかけで興味を持ち始めました。そして、運命的に出会ったのが、谷口貴彦マスターコーチでした。

コロナ禍の真っ最中、Zoomでのセミナーで谷口さんから投げかけられた質問が私の人生を大きく変えました。「福田さん、その夢に制限が何もなかったらどうなる?」と言われた瞬間、まるで霧が晴れたかのように目の前が明るくなり、「あれもやりたい、これも…でも…」という迷いが一瞬で吹き飛びました。さらに続けて、「福田さんの本心は何を叫んでいるの?」と問われたとき、私の心に閃いたのは、「プロコーチとして、チャレンジする人をサポートし続ける!」という強い思いでした。

その瞬間、不安は全て消え去り、ただ前を向いて進むことだけを考えるようになりました。「失敗しても命を取られるわけじゃない。むしろチャンスだ、次にどう活かそう?」と考えるようになり、会社の仕事でもストレスが減り、後悔することがなくなりました。驚くことに、そうすると自然と成果が出始めたのです。

この経験は、私にとってまさに人生の転機でした。

自分一人で考えていたのでは、どうしても視野が狭くなり縛られてしまいます
マイナスのことばかりに目が奪われます
このときの私も谷口コーチの質問がなければ、レベルは低いもののコンフォートな日常に埋没してくちていく老後に埋没したかもしれません

しかし今の私はプロコーチというチャレンジングなキャリアを、ワクワク・ドキドキしながら目を輝かせて歩んでいます

もし、定年に向けて壁に突き当たっていたら、個別相談をしてみませんか?
こちらからご連絡ください

さて最後に、一つ質問をしてもいいですか?

「あなたにとって後悔しない生き方とはどんな生き方ですか?」

ではまた次回

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宇宙戦艦ヤマト50周年記念上映会にて

久々に「ヤマト」を観ました

始めてみたのは中学2年生、50年前
あの時から、私の心の真ん中にいつもヤマトがいる気がします
沖田艦長や古代進や皆が

沖田艦長の「地球か…何もかも皆懐かしい…」では涙が自然と流れました

古代の
「俺達は、小さいときから人と争って、勝つことを教えられて育ってきた。……学校に入るときも、社会に出てからも人と競争し、勝つことを要求される。しかし、勝つ者がいれば負ける者もいるんだ。負けた者はどうなる?負けた者は幸せになる権利はないというのか。今日まで俺はそれを考えたことはなかった。俺は悲しい、それが悔しい!……なのに、我々は戦ってしまった。……我々がしなければならなかったのは、戦うことじゃない。…愛し合うことだった。勝利か。……糞でも喰らえ!」
この言葉のところでも、心が震え、涙が溢れました

50年前のこの言葉が私の心に強く刻まれています
そして、この古代の言葉が私がコーチへの道を進む大きな後押しになっています

創業スクールについて

この4月末で会社を卒業して起業に向かって走り出したので、起業スクール・創業スクールというものに通っています

どうせならということで、地元飯能を始めいくつかの近隣の商工会議所が主催しているスクールに同時にです
受けてみると大筋は同じなのですが、色々と違います

  • 創業計画書を作り上げていくタイプ
  • ビジネスモデル→ターゲット顧客/商品→PR→お金をそれぞれ抑えていくタイプ
  • ビジネスモデル、お金の順番タイプ

いずれのスクールも最後は自分のビジネスのPRをして終わります

色々と受けてみることで、様々なツールが手に入ってそれを組み合わせることでより良い創業計画・ビジネスプランを作れるようになってきました
私みたいに掛け持ちしている人はほぼいませんが、やってみると効果があります

手に入れたツールやスキル、知識はこれからのコーチングに活用していきたいと思っています

私達コーチは、クライアントが進み続けるために多くのツールを持ち、新たに手に入れたい開発し、不断に磨いています。
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なかなか一歩を踏み出せないときの処方箋②

なかなか第一歩を踏み出せないでいる。
そういう事はありませんか?
そういうときの対処手法の一つが「最初のうちは一歩をものすごく小さくする」です。

あなたは、最初から高いゴールに向かって、さて何をしようと考えていませんか?

例えば、エベレスト登頂がゴールだとしましょう
あなたは初心者です
最初からエベレストに登るためにまずは剣岳に登るって、できますか?

準備一つとっても何をやったらいいのかわからないし
仮にこれをやればと考えたとしても、それが有効かわからないし何が起こるかわからない
だから、どんどん不安が湧いてきて踏み出せない

多くの人が一歩目を踏み出せない場合の多くはこのような状態です

ではどうすればいいか

答えは〜「一歩目を(自分ができるもので)できるだけ小さく設定する」です

エベレストの例で言えば、
・ネットで登山について調べる
・本屋でエベレストや登山についての本を立ち読みする
など、本当に小さいことを設定して、それを確実に実行する
それができたら、しばらく続けてもいいけれど、次の新しい目標を決めてそれを実行する

やり続けることで、知識やスキル、ツール、自信といったものが身についていきます
大切なのは、最初の一歩をできるだけ小さく設定することと、確実に実行し続けることです

私達コーチは、クライアントが進み続けるために多くのツールを持ち、不断に磨いています。
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想定外を想定してますか?

想定できないから想定外っていうんでしょ?

そう思われたあなた、たしかに!

じゃ、私は何が言いたいのかと言うと、
「想定外のことも起こり得る」ということを想定しておくことが必要だということです
今起こっていることが、想定外に進展してしまう可能性を無視しないとも言えます

想定外のことにつながるかもしれないのに、想定内とかいつものように対応してしまうとどうなるかは、3.11の惨状を見れば明らかだと思います

なので、なにかが起こった時、将来において起こるかもしれない時、その最悪=想定外のマサカを考え、頭の片隅において置く+やれることをやっておくことは大切だと思うのです

頭の片隅においておくと、人の脳というものはそれに関心を持ってアンテナを立ててくれます

そうすると、入ってくる膨大な情報にフィルターを掛けてそれに関連することを見えるように脳がしてくれます。
(今日、脳に入ってくる情報は膨大です。江戸時代の人が一生で受け取る情報を今はたった3時間で受け取っています。なのでフィルターを掛けて不必要な情報を見ないようにしないと脳が情報過多で破裂してしまうので、我々の脳は常に不要だったり無関心な情報は捨てていて、そういう不要だったり興味のない情報はあっても見えていないのです。)
言い換えると、興味を持っていない物事というのは存在しても私達は見えていません。
例えば、朝起きた時の天井って覚えていますか? 移動中にすれ違った人の顔や服装は? 昼ご飯の映像は? …覚えていないと言うより見えていませんよね

でも、なにかに興味を持った時、例えばある車がほしいと思った時、町中で妙にその車が多いと感じたり、旅行に行きたいと思っていたらテレビや街で旅行の宣伝があちこちにあるように感じたりしませんか? それが脳の自動フィルタリング機能です
なので、想定外のことを頭の何処かにおいて興味を持っておけば、勝手に頭が想定外についての情報をそれ以外からフィルタリングしてくれますので、事前に様々な準備ができますし、実際起こった時に慌てたり見当違いな対応をせずにすみます

なので、想定外を想定しておくことは大切なのです

ただ、想定外はあくまでも仮説なのでそれに振り回されないようにしてくださいね

最後に一つ質問をしてもいいですか?

「何が起こって欲しいと思ってますか?」

ではまた次回

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答えは一つですか?

コーチングを始めて、私が改めて気づいたことです

いつの間にか私は、ただ一つの「答え=正解」を探すようになっていました

でも、そもそもそんな唯一の正解は存在しないのに

これにはいくつか原因があると考えています
一つは、日本の学校教育(米国の占領政策という説もありますが)です
例えば、わたしたちの算数のテストは
7+3=□
で、視覚の中を埋めよというものです。たしかに一つの答えが決まります
でも、欧米のテストでは
□+□=10
です。答えは無限に存在します。
更に酷いことに、文科省が想定した答えの導き方にあっていないと×となるそうです
予習をして、教えていないロジックを使うとそれも×
ロジックも人任せにさえようとしていて、それは唯一つ
これに均されると答えは唯一つで正解があると思い込んでしまいます

さらに会社に入ると、そこでもただ一つの答えを強要されがちです
曰く「なんで絞り込めないんだ」「絞ったからには他のことは考えるな」などなど
ChatGPTでさえ答えである確率が高い複数の答えを返してきてくれるのに、です
絞り込みは大切ですが、いつの間にか他はありえないとなっているところが問題で、私はいつの間にかそれに気づかなくなってしまっていたのです
そしてその答えだと思っているものに執着して(ヒトとしての本能みたいなものではあるのですが)ツボにはまり続けるということがよくありました

私自身がコーチングを受ける中で、他には?という質問や5つ出しましょうという促しをよく受けます
最初は答えは唯一つと思い込んでいたので、面食らいました
でも、すぐに気づきました、問われてすぐに出てくる答えは意識の表層にあって、そもそもそれが答えではないので苦しんでいることが多い
もっともっとと引きずり出されることで、心の深層に隠れていた答えが出てくる
そしてその答えは一つじゃない

それに気づいてから、どんどん答えを出して、それに執着しないで臨機応変に切り替えることで(当然その理由は明確にします)、壁を乗り越える(叩き壊すでも、迂回するでもなんでもいいんです)事ができるようになりました

もし、なにか壁に突き当たっていたら、個別相談をしてみませんか?
こちらからご連絡ください

さて最後に、一つ質問をしてもいいですか?

「あなたが目を背けてみないようにしていることは何ですか?」

ではまた次回

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