想定できないから想定外っていうんでしょ?
そう思われたあなた、たしかに!
じゃ、私は何が言いたいのかと言うと、
「想定外のことも起こり得る」ということを想定しておくことが必要だということです
今起こっていることが、想定外に進展してしまう可能性を無視しないとも言えます
想定外のことにつながるかもしれないのに、想定内とかいつものように対応してしまうとどうなるかは、3.11の惨状を見れば明らかだと思います
なので、なにかが起こった時、将来において起こるかもしれない時、その最悪=想定外のマサカを考え、頭の片隅において置く+やれることをやっておくことは大切だと思うのです
頭の片隅においておくと、人の脳というものはそれに関心を持ってアンテナを立ててくれます
そうすると、入ってくる膨大な情報にフィルターを掛けてそれに関連することを見えるように脳がしてくれます。
(今日、脳に入ってくる情報は膨大です。江戸時代の人が一生で受け取る情報を今はたった3時間で受け取っています。なのでフィルターを掛けて不必要な情報を見ないようにしないと脳が情報過多で破裂してしまうので、我々の脳は常に不要だったり無関心な情報は捨てていて、そういう不要だったり興味のない情報はあっても見えていないのです。)
言い換えると、興味を持っていない物事というのは存在しても私達は見えていません。
例えば、朝起きた時の天井って覚えていますか? 移動中にすれ違った人の顔や服装は? 昼ご飯の映像は? …覚えていないと言うより見えていませんよね
でも、なにかに興味を持った時、例えばある車がほしいと思った時、町中で妙にその車が多いと感じたり、旅行に行きたいと思っていたらテレビや街で旅行の宣伝があちこちにあるように感じたりしませんか? それが脳の自動フィルタリング機能です
なので、想定外のことを頭の何処かにおいて興味を持っておけば、勝手に頭が想定外についての情報をそれ以外からフィルタリングしてくれますので、事前に様々な準備ができますし、実際起こった時に慌てたり見当違いな対応をせずにすみます
なので、想定外を想定しておくことは大切なのです
ただ、想定外はあくまでも仮説なのでそれに振り回されないようにしてくださいね
最後に一つ質問をしてもいいですか?
「何が起こって欲しいと思ってますか?」
ではまた次回
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