答えは一つですか?

コーチングを始めて、私が改めて気づいたことです

いつの間にか私は、ただ一つの「答え=正解」を探すようになっていました

でも、そもそもそんな唯一の正解は存在しないのに

これにはいくつか原因があると考えています
一つは、日本の学校教育(米国の占領政策という説もありますが)です
例えば、わたしたちの算数のテストは
7+3=□
で、視覚の中を埋めよというものです。たしかに一つの答えが決まります
でも、欧米のテストでは
□+□=10
です。答えは無限に存在します。
更に酷いことに、文科省が想定した答えの導き方にあっていないと×となるそうです
予習をして、教えていないロジックを使うとそれも×
ロジックも人任せにさえようとしていて、それは唯一つ
これに均されると答えは唯一つで正解があると思い込んでしまいます

さらに会社に入ると、そこでもただ一つの答えを強要されがちです
曰く「なんで絞り込めないんだ」「絞ったからには他のことは考えるな」などなど
ChatGPTでさえ答えである確率が高い複数の答えを返してきてくれるのに、です
絞り込みは大切ですが、いつの間にか他はありえないとなっているところが問題で、私はいつの間にかそれに気づかなくなってしまっていたのです
そしてその答えだと思っているものに執着して(ヒトとしての本能みたいなものではあるのですが)ツボにはまり続けるということがよくありました

私自身がコーチングを受ける中で、他には?という質問や5つ出しましょうという促しをよく受けます
最初は答えは唯一つと思い込んでいたので、面食らいました
でも、すぐに気づきました、問われてすぐに出てくる答えは意識の表層にあって、そもそもそれが答えではないので苦しんでいることが多い
もっともっとと引きずり出されることで、心の深層に隠れていた答えが出てくる
そしてその答えは一つじゃない

それに気づいてから、どんどん答えを出して、それに執着しないで臨機応変に切り替えることで(当然その理由は明確にします)、壁を乗り越える(叩き壊すでも、迂回するでもなんでもいいんです)事ができるようになりました

もし、なにか壁に突き当たっていたら、個別相談をしてみませんか?
こちらからご連絡ください

さて最後に、一つ質問をしてもいいですか?

「あなたが目を背けてみないようにしていることは何ですか?」

ではまた次回

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