20年ちょっと前、子どもたちがお世話になっていた学童保育の運営保護者会の役員を数年やっていたときのことです
うちの上の子が小学校に上がって学童保育に通い出した年、理由は不明なのですが内部でごたごたがあったようで、主要な運営メンバー(その頃は保護者が運営していました)がごっそりと突然辞めてしまいました。(自分たちの子どもたちに学童を辞めさせて)
その直前に、前年の余剰金が200万円”も”残っていると保護者会で保護者や先生全員に告げていました
仕方なく、残ったメンバーで引き継いで調べたら、その余剰金というのは毎年2回7月と12月に交付される補助金の残金で、3月末で残っていたのはそれを使って次の交付日まで食いつなぐためのお金だということがわかりました(ちょっと考えればそもそもそんな余剰金が残るような裕福な学童なんてあるはずがないんですけれどね)
そのことを保護者会で報告したのですが、いるんですねどこにも、陰謀説に流れる人が
曰く「それまで個人で運営資金を管理していたので、その人が怪しいのではないか?」とか、「余剰金の出どころを明らかに何故しないのか?(私の説明なんてハナから聞いていないんですね)」とか
いやいや、余剰金ではなくて、今も赤字カツカツですよって実際の収支の氷を配ってグラフとかを書いて説明しても聞きやしない
仕方がないので、「領収書から何から生のデータをすべてお渡ししますので、疑問点をお持ちの方はお調べください」と言ったら。一旦は黙ってくれました(私を睨んでましたけれど)
その数年後に私が運営の会長になった時に市役所から「そちらの学童の会計処理で不正が行われているという電話があったので話を聞かせて」と呼び出されました。その当時、毎月会計委員(保護者)が夜遅くまでかかって1円単位まできっちりと会計処理しているのに立ち会っていた私は、心中憮然として(表面上はにこやかな表情で)市役所に向かい、レシートをすべて貼り付けたノートと会計データを提出しました。市役所の人も電話が来てしまったら対応せざるを得ないのでという感触でした。市役所で確認してもらった結果は真っ白、問題なしでした。
だいたい誰が電話したのかは目星はついていました。陰謀説で食って掛かってきた数人のグループの誰かです。
まぁ、裏で指導員の先生や私達役員の悪口とかを吹聴しているのは知っていましたが、自分たちで解決しようとはせず市役所を巻き込むとは思っても見ませんでした。
この件で、一時期市役所の人の私達を見る目には懐疑の色が含まれてしまいましたし、老朽化した学童の建て替え時にもいらぬ壁を作られて苦労もしました。
そういう様々な悪影響を想定せず、日々頑張っている現場を見もせず、井戸端会議の延長で人を巻き込むって、無責任極まりないって…自覚していないんでしょうね。
以上、久々に思い出してまた腹が立ってきたので毒を吐かせていただきました