40代、自分の時間を取り戻した話

あなたの勇気をサポートするコーチの福田です
今朝は「40代、自分の時間を取り戻した話」です

主人公はAさん、男性、40代半ば
彼は周りを見ていても自分は出世頭ではないし、部長になれれば御の字
さらに、最近は出世というものに情熱を感じなくなってきていました

30代の頃は、残業をしてもやる気に溢れていました
でも今は、日々会社に拘束されて、時間に追われる感じがあって
下手をすると徒労感まで感じるよういになっていました

これはそんな彼が、会社への依存を切り捨てて自分の時間を取り戻した
会社に依存しない自分への変化の記憶です

初めてコーチングに来たとき、彼は
「仕事へのモチベーションをとりもどして、もう一度出世を目指す」と
言っていました

その時の彼の顔には疲労の色が濃くて
口から出る言葉は「上司の～さんが」「部下の～くんが」と他責ばかり

これは一度心の大掃除が必要だなと感じた私は、「信念/価値観の見直し」を提案しました
最初、信念とか価値観は「変えないべきなのでは？」と言っていた彼ですが
「見直して、かえなかれば良ければそのままで」という言葉に納得して、応じてくれました

彼に、自分が大切にしていることというお題で話してもらうと
「時間を守る」「約束を守る」とか出てきたのですが
それに質問をぶつけて深掘ると、どうも「会社で指示された」とか「上司と交わした」というねっこが視えてきました

そこで、
「会社で指示されている時間とか約束が本当に大切なの？」
と問うと彼は口ごもってしまいました

「本心はなんて叫んでる？」
そう聞いた瞬間、彼は覚悟したような安心したような表情で

「自分自身の為の時間、自分とした約束を守る」ですねとはっきりと言ってくれました
他にもいくつか価値観や信念を何回かのコーチングで書き換えた後、彼に聞きました
「これからどういう自分になりたい？」

彼の答えは明確でした
「会社の仕事は必要に応じて全力で取り組む。
　でも自分自身の全力は本来やりたかった、子どもたちへ貢献する活動と家族の幸せに回す」

それからしばらく、彼が全力を傾けるビジネスのサポートをした後、コーチングは終了しましたが

あのときの彼の晴れ晴れとした顔は未だに脳裏に焼き付いています

本日は以上です

先ずは個別相談で、あなたのお話を聞かせてください
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